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基本コンセプト

Saturn は テンプレートを選ぶだけで、AI が自動でデータ収集・加工・出力まで行う ワークスペースです。ここでは、Saturn を使ううえで知っておきたい基本的な仕組みを説明します。

Saturn のデータは 4 つの階層で構成されています。

階層説明
ワークブックプロジェクト単位のフォルダ「2026年3月 問い合わせ」
テーブルテンプレートから作成されるスプレッドシート「問い合わせ管理」テーブル
行(Row)1つのデータ項目1件の問い合わせ、1社の企業情報
列(Column)データの種類と処理を定義会社名、URL、AI分析結果

テンプレートは 列の組み合わせ をあらかじめ定義したものです。

テンプレートを選んでワークブックを作成すると、そのテンプレートに合った列が自動でセットアップされます。たとえば「問い合わせ管理(Gmail)」テンプレートなら、Gmail取込列・AI分類列・返信生成列・送信列などが最初から用意されます。

Saturn の列は、見た目はスプレッドシートの列ですが、それぞれが 処理の役割 を持っています。

ユーザーが手入力したり、外部サービスから取り込んだデータを格納する列です。

  • テキスト — 会社名、氏名、メモなど
  • URL — Webサイトのアドレス
  • メール / 電話 — 連絡先
  • 日付 / 数値 — 日付や金額
  • タグ — カテゴリ分類
  • ファイル — PDF・画像などの添付

外部 API や AI を使って自動でデータを取得・生成する列です。入力列のデータを基に動作します。

処理の種類
URL 発見企業名から公式サイト URL を自動検索
Web 取得URL からページ内容を取得
企業情報業種・従業員数・設立年などを構造化抽出
ニュース検索企業に関する最新ニュースを収集
採用情報採用ページから人材ニーズを分析
銀行コード銀行名・支店名から全銀コードを解決
AI 生成プロンプトに基づいてテキストを生成・分析
テンプレート式他の列の値を組み合わせて自動表示

処理結果を外部サービスに送信する列です。

出口の種類説明
Gmail 下書き / 送信AI が生成したメールを Gmail に作成・送信
freee 請求書freee に請求書データを転記
Zoho CRM リードZoho CRM にリード情報を登録
Slack 通知Slack チャンネルに通知
Teams 通知Microsoft Teams に通知
LINE 返信LINE 公式アカウントから返信

「▶ すべてエンリッチ」 を押すと、以下のように処理が進みます。

  1. 依存関係の解析 — 列間の依存関係(「URL発見の結果がないとWeb取得できない」等)を自動で分析
  2. レイヤー分割 — 依存関係に基づいて実行順序(レイヤー)を決定。依存がない列は同じレイヤーで並列実行
  3. 順次実行 — レイヤー 1 → レイヤー 2 → … の順に処理。各レイヤー内は並列で高速処理
  4. 耐障害性 — 処理の途中で障害が発生しても、完了したレイヤーから再開可能
レイヤー 1: URL発見 ──────┐
├→ レイヤー 2: Web取得 → レイヤー 3: 企業情報抽出
ニュース検索 ─────────────┘ → レイヤー 3: AI分析・生成

Saturn は外部サービスと OAuth 等で接続し、データの取り込みと送信を行います。

種類サービス
メールGmail、Outlook
メッセージLINE
通知Slack、Teams
会計freee
CRMZoho CRM
名刺Eight、myBridge、CamCard
受注COREC

接続は 設定 → 連携 から行えます。テンプレートによって必要な連携サービスは異なります。

Saturn のセルは、データの種類に応じてリッチな表示形式を持ちます。

表示形式説明
企業カード会社名・業種・説明をカード表示
ニュースリストニュース記事のタイトル・ソース・日付をリスト表示
手紙プレビュー生成された手紙の全文をプレビュー
スコアバッジS / A / B / C のスコアをバッジ表示
ステータスバッジ完了・未完了などのステータスを色分け表示
ファイルリスト添付ファイルのリストと操作ボタン
進捗バーエンリッチの進捗状況を表示